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ウインズ実地訓練‗坂道走行

第2回 坂道走行訓練、無事終了しました

3月20日(金)、栃木県日光市のいろは坂にて、
今年度第2回目となる坂道走行訓練を実施いたしました。

参加者はドライバー18名、スタッフ2名、
使用車両は6台のバスによる実施となりました。

本訓練は、乗務員一人ひとりの運転技術向上と安全運転意識の醸成を目的として、
毎年継続的に取り組んでいる年次訓練プログラムの一環です。

急カーブが連続するいろは坂は、
坂道走行の訓練フィールドとして最適な環境であり、
実際の運行に直結した技術を磨く絶好の機会となっています。

訓練の目的と内容

当社では、乗客の皆様に安全で快適なバス旅行をご提供するため、乗務員の技術力向上を経営の最重要課題のひとつと位置づけています。

坂道走行訓練は、その柱となる取り組みであり、昨年度より毎年の恒例訓練として定着してきました。

今回の訓練では、急傾斜・急カーブが連続するいろは坂の特性を活かし、以下のような技術習得・確認を主な目的としています。

  • 上り坂
    エンジン回転数とギアの適切な合わせ方、一般車両の無理な追い越しへの注意
  • 下り坂
    排気ブレーキ・リターダーの活用によるフェード現象ベーパーロック現象の防止
  • 速度管理
    カーブ手前での十分な減速と道路外側の走行ライン確保
  • 走行後確認
    ホイールの過熱チェックによる補助ブレーキ活用の検証

訓練当日の様子

当日は天候にも恵まれ、18名の乗務員が6台のバスに分乗して訓練に臨みました。
参加者は先輩ドライバーや指導員の講評に真剣に耳を傾けながら、
一人ひとりが自身の運転を振り返るとともに、
お互いの走行を見守り合うことで、チームとしての学びも深まりました。

いろは坂特有の急勾配と連続する48のカーブは、乗務員にとって大きなチャレンジです。


トラブルや事故もなく、全日程を無事に終えることができました

[訓練後の講評の様子]

参加者の声

訓練終了後、参加した乗務員に今回の訓練を振り返ってもらいました。実際に車両を走らせて得たリアルな気づきをご紹介します。

M

ドライバー M

第2回 坂道訓練レポート

乗務員コメント

▲ 上り坂

エンジン回転数とギアを適切に合わせることを意識しました。また、一般車両が急カーブで無理な追い越しを行うケースがあるため、周囲の状況に十分注意しながら走行することの重要性を改めて確認しました。

▼ 下り坂

フットブレーキの使用を極力抑え、排気ブレーキ・リターダーを積極的に活用しました。これによりブレーキの過熱、フェード現象・ベーパーロック現象を防ぐことができます。速度管理を徹底し、カーブ手前で十分に減速するとともに、なるべく道路の外側を走行することを心がけました。

✔ 走行後チェック

実技訓練終了後、運転手交替場所にてホイールの過熱具合を確認しました。高温になっていなかったことから、補助ブレーキを適切に使いながら上手に走行できたと感じています。

K

ドライバー K

第2回 坂道訓練レポート

乗務員コメント

▲ 上り坂

いろは坂の上り坂は勾配が急なうえにカーブが連続するため、早めにシフトダウンして適切なギアを選択することが重要だと感じました。エンジン回転数を一定に保ちながらスムーズに加速することで、車体が安定し乗り心地も格段に向上することを実感しました。

▼ 下り坂

下り坂では排気ブレーキを積極的に使い、フットブレーキへの依存を減らすよう心がけました。ブレーキ過熱によるフェード現象やベーパーロック現象の怖さは研修で学んでいましたが、今回の実走で「自分の操作がいかにブレーキ温度に影響するか」を体感でき、知識が確かな技術として身についたと感じています。

✔ 全体を通じて

実際のお客様を乗せた運行では経験できない急勾配・連続カーブを安全な環境で繰り返し走れる訓練は非常に貴重です。次回もぜひ参加し、さらに技術を磨きたいと思います。

S

ドライバー S

第2回 坂道訓練レポート

乗務員コメント

印象に残ったこと

今回の訓練で特に印象に残ったのは、一般車両との混走における危険予測の難しさです。観光地であるいろは坂では急カーブでの追い越しや急な車線変更をする車両も見受けられ、大型バスを運転するうえでの視野の広さと早めの予測行動の重要性を改めて痛感しました。

▼ 下り坂での気づき

カーブ手前で十分に減速し、道路の外側を走行することでカーブ内側の見通しを確保しやすくなることを実感しました。リターダーを活用しながら一定速度を保つことで、お客様が安心して座っていられるような走行ができたと思います。

✔ 走行後チェック

走行後のホイール温度確認では、フットブレーキへの依存を抑えた効果が数字にも表れており、自分の運転操作を客観的に振り返る良い機会になりました。

T

ドライバー T

第2回 坂道訓練レポート

乗務員コメント

▲ 上り坂での学び

上り坂では惰性に頼らず、適切なギアとアクセルワークで一定のペースを刻むことが大切だと改めて感じました。エンジン音や車体の反応をしっかり感じながら操作することで、無駄なシフトチェンジを減らしスムーズな走行につながりました。

▼ 下り坂での学び

下り坂では「フットブレーキを踏む前に排気ブレーキで減速しておく」という意識が定着してきました。以前は無意識にフットブレーキに頼っていましたが、今回の訓練で補助ブレーキを使い続けた結果、ホイールの温度上昇をしっかり抑えられたことが自信につながっています。

✔ 今後に向けて

毎年この訓練が継続されることで、技術が着実に積み重なっていくと感じています。今回学んだことを日常の運行に活かし、お客様に「また乗りたい」と思っていただけるような丁寧な運転を心がけていきます。

今後の取り組み

今回の訓練で得られた気づきや課題を日常の業務にしっかりと活かし、引き続き安全運転の徹底に努めてまいります。
経験や体験が現場でいかされる事をあらためて実感しました。

坂道走行訓練は今後も毎年継続して実施し、技術レベルの維持・向上を図るとともに、
乗務員全員が誇りを持って安全運転に取り組む企業文化をさらに育んでいきます。

乗客の皆様に「安心して乗れるバス」をお届けするため、
これからも努力を続けてまいります。

引き続き、ご支援・ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。


※今回の訓練に関するお問い合わせは、お気軽にお問い合わせください。